なかまる歯科クリニックのコンセプト

なかまる歯科クリニックの想い

真の患者利益とは

私たちは、患者さんが歯科医療を受ける場合、患者さんの利益を優先・追求することが大切だと思います。

  • その患者さんに本当に必要なことは何か?
  • しっかりした診断のもとに治療が行われているか?
  • それは本当に(例えばインプラント、もしくは保存の)適応症例なのか?
  • その治療をすることで、その患者さんの口腔内は将来、どうなっていくのか?
  • 自分の得意な治療に傾向していないか?(例えばインプラントの得意なドクターであれば、抜歯→インプラントという図式が頭の中でできあがっていないか?)
  • 自分には難しい治療(私の場合、骨に埋もれている親知らずの抜歯や、歯茎が痩せてしまった患者さんの入れ歯など)は、自分が治療することにより、患者さんの利益にならないと判断した場合、自分よりきちんとできるドクターを紹介できるか?

それらを、患者さんの年齢、性別、状況などを加味し、判断すべきだと考えています。

私たちは、

当院の取り組み

一通りお話をさせていただいた後、口腔内写真・各種レントゲン・口腔模型などの資料を集め、現状を把握します。

現状を把握し、それをもとに治療計画を立てます(治療計画は、航海でいえば羅針盤、治療ゴールは目的地です。それらがなければ“行き当たりばったり”の治療になり、最終的にはゴールにたどり着くことが難しくなってしまいます)。

肉眼で認識できる大きさは0.2mmが限界です。歯科治療においては拡大して治療する必要があります。ただし、全体的な把握の必要な矯正治療はその限りではありません。折角、自費診療を受けるなら、綺麗で長持ちする”精密治療”を。

デジタルレントゲンにより、エックス線の放射線量を約10分の1に抑えられます。また、デジタルレントゲンは拡大することができるので、歯と歯の間の小さなカリエス(虫歯)など細かい発見も可能です。

歯科医療は日進月歩です。きちんとした治療には過去の知識と、新しい情報や知識を入れ替える必要があります。これをしないと、20年前、30年前と同じ治療になってしまいます。

マネキンや模型を使い、納得できるまで何十回・何百回という練習を行います。それにより、技術が向上し、治療結果も良くなります。

これらを常に怠りなくハイレベルに実践していくことで、患者さんの利益に貢献してまいります。

当院で行う治療について

当院で行う治療

  • 救急処置
  • 虫歯治療(マイクロスコープや拡大鏡にて精密に行います。それにより、歯が長持ちします。)
  • 歯周治療(インプラント、歯周治療はアメリカで2年間研鑽しました。)
  • 根管治療(マイクロスコープ/ラバーダムを必ず使用。)
  • 矯正治療(主に成人矯正を専門医が行います。)
  • 審美治療(精密に行う事により、より良い結果が得られます。)
  • インプラント治療(日本とアメリカで通算約20年の実績があります。)
  • 咬合(かみ合わせ)治療(顔面や肩の筋肉の痛み/関節の痛み/頭痛などに対応します。)
  • 予防・メインテナンス

私たちの歯科医療コンセプト(健康保険と自由診療について)

日本では、2014年現在、日本の健康保険を扱っている歯科医院がほとんどです。これを保険診療と呼びます。それに対し、健康保険の規制を考えない(健康保険を使わない)治療を自由診療と呼びます。
私たちは、保険診療中心、自由診療中心、と言うよりも、“きちんとした歯科医療中心”の医院だと思っています。しかし、現代歯科医学を勉強すればするほど保険診療の限界を感じます。結果的に自由診療中心にならざる得ない状況です。
例えば、保険で、矯正、インプラント、セラミック、マイクロスコープ下での全ての治療が適応になるのであれば、医学的に何も問題はありません。しかし、これらを除いて治療を行わなければならないとすれば、私たち歯科医師はどのように皆さんの口腔を守っていけば良いのでしょうか?結果的に、保険を使って安易に削ったところから悪くなっていくということになっているのが現状です。(削る時はきちんと削る、詰める時はきちんと詰める事が大切で、しかも、それを半端でないレベルで行う必要があるのです。)

これからは、歯科医院の過当競争の中、自由診療中心の歯科医院が増えることは間違いないと思います。しかし、保険中心の医療から自由診療中心の医療へ移行するのは容易ではありません。変えなければならないことは、歯科材料だけでは無いからです。基本的な知識、技術は当たり前のこと、かみ合わせや顎関節・顔面の骨格・筋肉などを含め、自由診療においては、考えなければならないところがあまりにも多いのです。この違いを学び、理解するのに、とてつもない時間と努力が必要です。

私たちは、歯科医学が好きです。そして、本当の歯科医療を目指すことにより、患者さんは元より、私たち自身も幸せになれることを知っています。普段、私たちが何をすればそれが可能になるかも分かっています。患者さんには、自分の人生を豊かで幸せにする歯科医療(少なくとも不幸にしない医療)とは何か、考えて頂きたいのです。例えば、きちんと食べる、はっきり話す、しっかり笑う、上手に唄う、綺麗に(上品に)微笑む、他の人を魅了する、これらが健康で充実した生活に大きく寄与出来るものと信じております。

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