19歳女性の感染根管治療(前歯 右上1番)

年齢 19
性別 女性

9歳の時に前歯を打撲して、歯髄壊死を起こしたケース。

治療に失敗すると、前歯の真ん中の2本を失ってしまいます。根の先の暗くなっているところは、歯髄壊死が原因で炎症性に骨がなくなっている部分です。原因は歯髄壊死組織なので、これを綺麗に取り除くことが大切ですが、マイクロスコープ下での根管治療によってそれが可能になります。6ヶ月後、根の先には骨組織が戻っています。

19歳の女性の前歯ですから、抜歯になると本人はショックだと思います。治癒して本当に良かったとホッとしています。マイクロスコープがなかったらと思うと、恐ろしくなります。

右上1番 術前 右上1番 術後
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