型作りと型取り(歯肉圧排について)

"土台を削って、型をとります” 歯科医院ではよく聞くフレーズですね。しかし、ここで大切なのは、歯と歯ぐきの分離です。これをやらないと折角の自費診療が保険診療のレベルと同じ(違うのは材料だけ)ということになりかねません。歯と歯ぐきを分離しなければ、うまく削れないですし、正確に型をとることもできませんので、例え一流の歯科技工士さんでも、ピッタリしたマージン(クラウンと歯の接合部)の技工物(特にクラウンなど)を作れないからです。

自費診療を受けるときは、歯肉圧排用の糸を巻いてくれるか注意すると良いと思います。

歯肉圧排 歯肉圧排糸
  • 一覧に戻る
  • ページの先頭に戻る